子育てが一段落し、自分時間が増える、アラフィフ世代。今まで頑張ったご褒美として、第二の人生は好きなことをしたい。そんな思いから、習い事やサークル活動に積極的な方が増えています。
お金と時間をかけて続ける習い事だから、大人の女性になればなるほど、教室選びも慎重になります。
最近はSNSを公開している個人の教室が増えてきました。個人から発信される情報も、教室選びの参考にしたいですね。
アクセサリー教室を探すとき、気になることの一つが、費用ではないでしょうか。
通常、手作りアクセサリーを習う場合、レッスン料と材料費がかかります。レッスン料は、講師の先生の指導分ですが、意外とかかるのが材料費。特に習い始めは、道具もそろえなければなりません。値段が「高い」と感じることもあるかもしれませんが、道具や材料の質は、できあがりの作品の状態を左右する場合があります。
せっかくアクセサリーを作るなら、美しく長く使えることも大切ですよね。
アクセサリー教室に通う方が目指すものの一つに、認定資格があります。各業界団体が認定する民間資格です。一日で取れる簡単な資格もあれば、技術のレベルによっては資格取得までに時間を要する場合もあります。
認定資格を目指す場合、受験料やその後の資格登録料がかかる場合もあります。
お金はかかりますが、資格取得後には自分で作家活動や講師活動ができたり、その後の活動のサポートを受けられたり、というメリットがあります。
教室選びで忘れがちなのが、駐車場などの有無です。駐車場や駐輪場があるか、駅から歩けるかバスなのか。教室見学に行く場合には、交通手段に関することも調べておきたい項目です。
よくある失敗例に、「駐車場を探していたらレッスンに遅刻した」ということも。楽しい趣味の時間を残念な気持ちで過ごしてしまっては、もったいないですよね。
車をやめて自転車で通う、駐車場の広いカルチャーセンターを探すなど、無理のない範囲で工夫することも大切です。
ハンドメイドの世界に進んだきっかけが、「結婚式」という方も多いです。
一生に一度の結婚式。アクセサリーはもちろん、ドレスやブーケ、ペーパーアイテムなど、キラキラした美しいものに囲まれていると、自分の手で作ってみたいという気持ちが自然にわいてくるようです。
一方で、「娘のために作りたい」「お嫁さんに内緒でプレゼントしたい」、と考えているお母様も。
誰かのために作る、という喜び。まさに手作りの一番の魅力です。
時間と気持ちを込めた手作りアクセサリーは、花嫁さんにとっても、きっと思い出深いものになるでしょう。
お気に入りのネックレス。突然、チェーンが切れてしまった経験、ありませんか?
何かに引っ掛けて切れる場合もあれば、汗や汚れ、摩擦など長期間の使用が原因で劣化していくこともあります。
こんなハプニングの時でも、アクセサリーの作り方が分かっていれば、自分で直すことができます。チェーンを変えたり、ネックレスをブレスレットにリメイクしたり。お気に入りを捨てずに、大切によみがえらせることもできるのです。
物を大事にすることは、日々を丁寧に暮らすこと。ちょっと得した気分になりますよ。
アクセサリー教室に通い、認定資格を取得した場合、講師や作家として活動するという道もあります。
特に女性は、結婚や出産をきっかけにライフスタイルが大きく変化します。仕事を続けたいと思っても、体の不調や夫の転勤などで、やむを得ず違う道を選ばざる負えない場合もあります。また、子どもの成長を近くで見守るため、仕事を辞めた方もいるでしょう。
アクセサリー作りなら、家事や育児、介護やお孫さんの世話と両立することも可能です。家庭内の限られた場所でも仕事ができ、自分のペースで制作量を調整することもできます。さらに、定年も関係ありません。作った作品が売れれば自信になりますし、収入につながればもっと嬉しいですよね。