こんにちは。大島ミマです。
潜在意識(宇宙、神とも呼びます。)を
とてつもなく大きな全知全能のピアノのようなものに置き換えてみると、
私たちはピアノにつながっている一つひとつの鍵盤、
けん盤一つ一つ分離しているように見えていても、
ピアノに届いて振動となったら、もう人と自分が分かれているなんて感覚はなく
この世の人も物もすべて一つの潜在意識(宇宙、神)として溶け合う。これが「ワンネス」という解釈です。
「世界は一つ、人類はみな兄弟」と言った人がいましたが、
会う人、そこに立っている木も庭も備え付けの備品もみな自分と一体というか、
つながっているというか、一部という感覚。
そうなると、人のものだから適当でいいとか、
人が見ているからとか見ていないとかいう考えはどこかに消え去る。
3月27日出張講習で姫路に来ました。
カメラ忘れ、携帯は電池が足りなくて、写真が取れなくてすみません。
姫路城は修復工事中でとても残念でしたが、
千姫が本田忠刻と再婚し10年暮らしたという西の丸をじっくり見学してきました。
修復中のお城の中で、年配の男性ガイドさんが次のことが姫路の誇りと熱っぽく語っていました。
千姫はお城に上がった下女たちに毎日読み書きを教えたのだそうです。
長局と呼ばれる長い廊下に連なる侍女や下女と言われた千姫に仕えた人たちのお部屋を歩きながら
私の想像は四百年前へタイムスリップ。
廊下を歩きながら、不思議な感激が。
輪廻転生を繰り返しているとすれば、この時代にも生きていたかもしれない。
そして宇宙が一つなら、お城で働いた女性たちは何の関係もないということはない。
お城での年季が2年で明けると下がるのですが、
戻ると、当時では珍しい読み書きそろばんができる彼女たちは縁談がひっきりなしだったそうです。
この時代に読み書きを施してくれた千姫に対し「生の感謝の気持ち」が湧いてきました。